修論作成中

大家との一件はこのところ動かず。
鍵を返して脅しはなくなった代わりに大家がお金を返す気配もなし。
もうそろそろ最終手段に打って出る頃かもしれないが、裁判を始めても8月後半には帰国しなければいけないので、だいぶ悩ましいところではある。
それより何より今の最優先事項は修士論文の作成である。
正直毎度のことであるが、進んでいない。
ただ、今回は言い訳させてもらうが、自分自身はよく働いていると思う。
データ集めについてはよくやったが、やはり論文の作成開始が遅れたのが響いている。

7月中は大家の一件があり、論文作成に一日フルで投入できる日がまるでなかったのが痛かった。
当時はだいたい深夜に大家から脅しのメールが入り、翌朝対策を練って、昼前に英国版消費者生活センターのようなところに相談に行く、
とうことを繰り返していた。その後、大家向けにメールを送るなどアクションをして、研究室に向かう、という生活サイクル。
なので、本格的に論文作成or データ整理作業に入れるのは夕方も近くなってからであった。
大抵は大家からの罵詈雑言のダメージを引きずっているため、深い思考作業は避け、頭を使わないで済むデータ収集のほうに注力していた。
当時はそれしかやりようがなかったから仕方ないのだが、先々週あたりから、ゆっくり考えてプランニングするようになってデータ収集のほうも何やら振り出しにもどってしまうような感じになってしまっている。

こういうデータ解析ものの論文というのは、データを見ながら方向性を変えざるを得ないようなところもあるから、大家の一件が無くても実は同じ結果になっていたのかもしれないが、もっと効率よく進められなかったものか....と考えてしまう今日この頃である。

気づけば帰国まであと三週間ちょっと。思えばあっという間だった。