終息へ

時々、火を噴きつつも大家とのトラブルが終息に向かっている。
お金が返ってくるのかは不明だが、こっちで大家とのトラブルの件、色々お世話になった方との話し合いによると、勝負をかければ勝ち目はあるらしい。

が、7月のはじめから大家に訴訟をちらつかせたブラフをかまされまくったせいで、妻はすっかりおびえてしまった。
「法的な正当性を十分証明して大家にプレッシャーをかけられれば痛み分け」という印象を彼女は持っているようだが、大家が黙ろうが、最終的な決着を見なければ、自分からすると「やられ損」である。
この半月に大家から与えられた(時間的&精神的)ダメージを考えると、いくところまでいくことが、自分なりの決着の付け方だと感じている。
大事な2ヶ月のうち、半月が失われてしまったわけだから、この騒動自体を日本に持ち帰れる形にしなければ、自分の中で収まりがつかない。

とはいえ、今は行方を指し示してくれる人がいるので、あとは言われるがままに粛々を事を進めるのみなのだ。
失った時間は取り戻せないが、失ったものを形にするにはこれしかない。

8月末の日本行きの航空券の手配も開始し、いよいよ最後のカウントダウンだ。
次に日本の外で生活するとき、この国にまたくるのかどうかはわからないが、この国の人やシステムの素晴らしさ、懐の深さにはとても感謝している。