女子アナ
この週末は女子アナ関係の動画(主にマツコが女子アナをいじめる動画)をひたすら見続けていた。
私見なのだが,アナウンサー(というか主に女子アナ)という職業は割に合わないと思う。
基本サラリーマンなので,それほど給料が良いわけではなく,事務所によるケアもないのに,バラエティーに出れば,タレント並みにいじられ,週刊誌にも追いかけ回される。
それでもこういう職業に就きたいというのは,どんなモチベーションからなのか,となんとなく不思議に思って見ているうちにはまってしまった。
華やかな世界にいたいが,芸能人になるのはリスクが大きすぎる,,という諸々の勘案の結果女子アナを選ぶ,と見るのが普通の分析。
ものを伝えたいとか報道に携わりたいといった動機なら,記者や制作側になれば良いような感じもするので,そこは表に出たいという気持ちが強いはず。
とはいえ,アナウンサーの競争率の高さなんかを考えると,単純に上昇志向の行き着く先というのも答えの一つかもしれない。
私はそういう上昇志向がある人は嫌いではない。そういう意味で,上昇志向が表に出ている田中みな実氏は見ていて気持ちが良い。ブリッ子している時としていない時とで意外とトーンが変わらないのは驚異的だと思う。
ちなみにこのところ一番気になるのは5時に夢中の内藤聡子氏。下ネタ嵐を笑顔でかわし続ける姿がぐっとくるのはオヤジになった証拠だとつくづく思う。
4月になりました
そしてまわりの状況も色々変わり,苦しい日々が続いている。
一昨日は何年かぶりでほんとに泣いたよ,男泣き。
みたいもの
最近みたいのは,「動くな、死ね、甦れ!」という映画。
できれば劇場でみたいと思っている。
またどこかで特集をやってくれないものだろうか。
Zemfira
ゼンフィーラは,大学を卒業した頃から好きで時々聴いているが,音源の入手に苦労している。
バンドは解散したと思っていたが,本人が最近ツアーをしているらしい。
Facebookのゼンフィーラ・グループにリンクされていたポストを転載。
ロシアのカザンでのライブ音源なり。前に比べて深みが増していてしみることこの上なし。
か細い体から異様なオーラが出ている。
特にВозьми меняが最高。
このライブの2日前には生まれ故郷のウファでもライブやっていたみたい。
なお,今後のライブスケジュールは
11月23日にプラハ,24日にシュトゥットガルド,26日ハンブルグ,27日ケルン,29日アントワープ。
そして,12月はロシアに戻って,12月2,3日はサンクトペテルブルグ,11日にモスクワでフィニッシュ,とのこと。
Chicken with Plums
マルジャン・サトラピの作品は,映画のペルセポリスを見て以来大好きで,原作の漫画もことあるごとに読み返している。
あのモノトーンのシンプルな絵柄はイランの空気感をとてもよく表せているような気がする。
ペルセポリスに負けず劣らずすばらしいのが,Chicken with Plums。
色々行き詰まったときに読むことが多い。
イランのタールという楽器の名手だったマルジャンの親戚の男性について話で,
その人が自分のタールを壊されて絶望し,自殺するまでの最後の7日間を描写したもの。
最近フランスでは映画化され,なんと先月から公開になっているらしい。
日本で公開されるのは,来年の今頃だろうか。
少し楽しみな反面,映画では主人公がバイオリニストになっているようなので,原作の魅力が失われているのではないかと心配だったりもする。
Chicken with Plumsは今のところ,日本語版はない。
私は英語版で読んだが,登場人物もそれほど多くないので,イラン特有のややこしい人名の問題もあまりない。
Chicken with Plums (Pantheon Graphic Library)
- 作者: Marjane Satrapi
- 出版社/メーカー: Pantheon
- 発売日: 2009/04/14
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persian love
久々にHolger CzukayのPersian loveが聞きたくなった。
amazonで調べて驚愕。
Holger Czukayのmovies(persian loveが入っているアルバム)は入手困難らしい。
さらにレビューの数の多さにも驚愕。
一体みんな入手困難なアルバムをどこで聴いてレビューを書いているのだろうか?
(youtubeかな。)
で,とりあえずyoutubeで聴いて満足。
久々に聴くとほんとに滲みますね,persian love。
リゾート感もありつつ,バックパッカーの旅にありそうな哀愁もあるというのか。
喜多郎のシルクロードに似ているようで似ていない。
この支持されぶりを見ると後世に残したい世界のうた(?)ベスト100くらいには確実にはいってそう。
久しぶりに政治の話を
今回は久々に政治の話。
民主党政権になって以来,政治の手続き的な批判が多い。
曰く「首相(もしくは大臣?)が身近なアドバイザーだけ集めて,役人の意見をきかず,密室的に決定している。」とか,大方そんなところ。
で,その結果として「役人を使いこなせず」,「政策判断を誤る」,「実行に時間がかかる」等々起きていると言われたりしている。
こうした批判が的を射ているかどうかはおいといて,これに関して,少し舶来の話をしようと思う。
民主党が手本にしたと言われる英国では,昔から首相や大臣は,役人とどうつきあうかについて,知恵を絞ってきた。
ヒースやサッチャー,ブレアといった歴代の首相も色々工夫したらしいが,皆それぞれにうまくいったりいかなかったりだったようだ。英国ではこのような番組も作られるくらいで,長い歴史をもつテーマなのだ。ちなみに,英国で官庁のことをWhitehallと言う。
ただ,役人の影響をなるだけ抑えようとすれば,個人アドバイザーを置かざるを得ず,ある程度密室的になるのは避けられない。サッチャーは個人アドバイザーというより,自分に近い一部の役人を重用したが,政権後期は「政府の中に政府がある」と批判されたらしい。ブレアにも同様の批判があり,英国の手法を参考にすれば同じ批判を受けるのはむしろ当然なのだ。そういう意味では,民主党政権に対してなされる手続き的な批判はあまり本質的ではなく,問題は「何をやるか。」ということと「国民の納得感」にあるのだろう。
で,このあたり管首相はどうなのか,というと,まあどうなんだろうか??