大連の話

前のブログでも書いたが、一週間ほど前に出張で大連に行ってきた。
中国は何度か来たことがあるが、仕事で行くと見え方も違う。


今回初めて認識したのは中国のネット検閲の厳しさ。
少し微妙なサイトを検索しようとすると、すぐにアクセスがリセットされるので、不便極まりなかった。


逆にいつも良いなと思うのは中国のあの独特のエナジー
大通りに高層ビルがどんどん建っていて、圧倒される。
ただ、どこの都市でも公害はきついようで、大連もずっと曇りだった。
中国の大都市は北京にしろ、上海にしろ、そして大連も含め、今後も当分の間、晴れるということはなさそうだ。


それから今回初めての体験だったのは逆ナンである。
仕事関係でも、ショッピングでも逆ナンされ、結構驚いた。
さすがにショッピングでモノを尋ねるそばから逆ナンされたりすると、お土産を買うのもままならないので勘弁してほしいところもあるが、郊外の会議場に軟禁されている身としては少し中国を楽しむ良い機会であった。
20代の頃に旅行したときは、イスラエル人やヨーロッパの旅行者が次々と中国人の女性とどこかへ消えていくの見ながら、彼女たちから見向きもされない自分にがっかりしたものだった。が、こうして構われるようになってみると、つまりそれほどおっさんのルックスでお金を持ってそうになのか、と非常に複雑な気分である。